将棋の棒銀を覚えよう!初心者のための基本手順
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将棋を覚えたばかりのころは、序盤にどの駒から動かせばよいか迷ってしまう場面が多いものです。そんな初心者の方にまずおすすめしたい攻めの型が、将棋の棒銀(ぼうぎん)です。棒銀は、銀将を前へまっすぐ繰り出して相手の陣地を突破する代表的な戦法(せんぽう: 序盤の作戦の型)で、狙いがとても明快です。
まっすぐに銀を進める棒銀の狙いと特徴
図1の局面を文字で見る
後手:なし
後手の持ち駒:なし
先手:2六銀
先手の持ち駒:なし
手番:先手
強調の升:2六・1五・1七・2五・3五・3七
SFEN:9/9/9/9/9/7S1/9/9/9 b - 1
この局面の図では、先手が右側の銀を 2六 の升へ進めています。棒銀という名前は、銀将が棒のようにまっすぐ前進する姿から付けられました。将棋では、最も強い攻め駒である飛車と同じ筋(縦の列)に銀を重ねて前進させることで、相手の守りを力強くこじ開けることができます。
初心者が棒銀から覚えるべき理由は、方針が一切ぶれない点にあります。将棋の定跡(じょうせき: 昔から研究されてきた最も良いとされる指し方の手順)には数多くの種類がありますが、棒銀ほど目的がはっきりしている作戦は他にありません。まずは右側の銀を前に押し出し、飛車と協力して相手陣の一角を破る感覚を身につけましょう。
| 特徴 | 初心者に嬉しい理由 |
|---|---|
| 狙いがシンプル | 飛車と銀で2筋を攻めるという一本道の方針で迷わない |
| 破壊力が高い | 相手が受け方を間違えると一気に陣地を破れる |
| 駒の協力が学べる | 単独で攻めず複数の駒を連携させる基本が身につく |

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読んだ考え方は、実際に指して確かめるのが近道です。端末の中で考える AI と、電波が無くても最後まで対局できます。
2筋を突破する具体的な攻め方の手順
図2の局面を文字で見る
後手:なし
後手の持ち駒:なし
先手:2四銀
先手の持ち駒:なし
手番:先手
強調の升:2四・1三・1五・2三・3三・3五
SFEN:9/9/9/7S1/9/9/9/9/9 b - 1
この局面の図では、先手が 2四 の地点へ銀を進めて相手の歩を取り、まさに敵陣を突破しようとしています。棒銀の攻撃は、2筋の歩をぶつけて交換し、できた空間へ銀を進めることから始まります。
具体的な攻めの流れは次のようになります。
- 2筋の歩を進める: 2六の歩を2五へ進め、さらに2四へ突いて相手の歩とぶつけます。
- 歩を交換する: 相手が2四の歩を取ってきたら、銀を2四へ進めて取り返します。
- 2三の地点を破る: 相手の銀や歩と駒交換を行い、持ち駒の歩を打つなどして敵陣深くへ攻め込みます。
- 竜(りゅう)を作る: 相手陣の三段目以内に飛車を進入させ、成って強力な竜を作ります。
相手が守ってきても、飛車と銀の二匹がかりで同じ地点を狙えば、相手の守り駒と相打ち(駒の取り合い)に持ち込めます。最終的に2筋の守りをなくし、飛車が敵陣に成り込めれば棒銀の攻めは大成功です。
棒銀を使うときの注意点と上達のコツ

棒銀は非常に攻撃力が高い戦法ですが、実戦で指すときには気をつけておきたい落とし穴もいくつか存在します。
- 玉の守りを忘れない: 攻めに夢中になって自陣の玉を初期位置(5九や5一)に置いたままだと、相手の反撃を受けたときにすぐ詰まされてしまいます。攻めかかる前に金や銀を玉の近くに寄せ、少しでも安全にしておく配慮が欠かせません。
- 銀を孤立させない: 銀だけが前に出すぎて後ろの飛車の利き(駒が利いているマス)から外れると、相手の歩で銀を捕獲されてしまうことがあります。常に飛車と銀が連携しているか確かめましょう。
- 反則に注意する: 手に入れた歩を使う際、同じ筋に自分の歩を二枚並べる「二歩」や、持ち駒の歩を打って相手玉を詰ませる「打ち歩詰め」にならないよう慎重に打ちます。
こうした攻めの連携や距離感を身につけるには、スマートフォンなどで手軽に多くの対局をこなすのが近道です。例えば『将棋 天下の御前試合』のような対局アプリなら、強さが細かく分かれた AI を相手に、棒銀の攻め筋をマイペースに何度でも試すことができます。
対局が終わった後は棋譜を見直し、銀がまっすぐ進めていたか、どのタイミングで攻めればよかったのかを振り返ると、一段と早く上達できます。まずは恐れずに銀を繰り出し、相手陣を豪快に突き破る爽快感を味わってみてください。
よくある質問
将棋で棒銀とはどんな戦法ですか?
銀将をまっすぐ前へ進め、飛車と協力して相手陣の突破を目指す戦法です。狙いが単純明快で攻撃力が高いため、初心者にとっても扱いやすい基本の型とされています。
棒銀を使う一番のメリットは何ですか?
攻める方針に迷わず、駒同士が協力して攻める基本感覚を習得できる点です。飛車と銀の連携によって相手の守り駒とぶつかり合い、敵陣の一角をこじ開けて竜を作りやすくなります。
棒銀を指すときに気をつけるべき反則はありますか?
手に入れた歩を使う際の二歩や打ち歩詰めに注意が必要です。二歩は同じ筋に歩を二枚置く反則、打ち歩詰めは持ち駒の歩を打って相手の玉を詰ませてしまう反則となります。
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