将棋AIに勝てない悩みを解消する基礎知識
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スマートフォンで手軽に対局を楽しめる時代ですが、駒の動かし方を覚えたばかりの段階では「将棋のAIになかなか勝てない」という壁にぶつかりがちです。手当たり次第に駒を前進させて攻め込んでも、冷静な反撃を受けて陣形が崩れてしまうことがよくあります。
将棋で勝利を目指す基本は、自陣の玉を固める守りと、相手陣を突破する攻めの形をバランスよく整えることです。焦って攻めかかる前に、まずは序盤で簡単に崩されないための陣形作りと定跡の考え方を確認していきましょう。
序盤の基本となる駒組みと囲い
図1の局面を文字で見る
後手:9一香、8一桂、7一銀、6一金、5一玉、4一金、3一銀、2一桂、1一香、8二飛、2二角、9三歩、8三歩、7三歩、6三歩、5三歩、4三歩、2三歩、1三歩、3四歩
後手の持ち駒:なし
先手:7六歩、9七歩、8七歩、6七歩、5七歩、4七歩、3七歩、2七歩、1七歩、8八角、2八飛、9九香、8九桂、7九銀、6九金、5九玉、4九金、3九銀、2九桂、1九香
先手の持ち駒:なし
手番:先手
直前の一手:3三→3四
強調の升:7六・3四
SFEN:lnsgkgsnl/1r5b1/pppppp1pp/6p2/9/2P6/PP1PPPPPP/1B5R1/LNSGKGSNL b - 3
この図では、先手が初手に 7六 の歩を突いて角の利きを通し、後手が 3四 の歩で応じた基本の形を示しています。序盤では大駒である角や飛車の利き(駒が動ける範囲)を広く確保することが攻撃の第一歩です。ただし、攻めることばかりに気を取られて玉を初期位置である 5九 に置いたまま戦いを起こすと、相手の反撃であっさり詰まされてしまいます。
戦いを始める前に玉を安全な場所へ移動させる技術を「囲い」と呼びます。盤の中央は戦いが起きやすく危険なため、玉を端の方へ移動させ、金将や銀将を玉の周りに集めてスクラムを組むことで、相手の急な攻めにも耐えられる強固な守りが完成します。守りが安定して初めて、安心して攻めに専念できるようになります。
- 大駒の道を確保する:歩を突いて角や飛車を自由に動かせる状態を作る。
- 玉を囲いに収める:金銀を寄せて玉を戦場から遠ざけ、耐久力を高める。
- 守りの駒をむやみに離さない:玉の周りの金銀を守りに専念させて隙を減らす。
- バランスを意識する:攻め駒ばかりを動かさず、守備陣形も同時に整える。

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読んだ考え方は、実際に指して確かめるのが近道です。端末の中で考える AI と、電波が無くても最後まで対局できます。
攻めの主役である飛車の活用と突破
図2の局面を文字で見る
後手:9一香、8一桂、7一銀、6一金、5一玉、4一金、3一銀、2一桂、1一香、8二飛、2二角、9三歩、8三歩、7三歩、6三歩、5三歩、4三歩、2三歩、1三歩、3四歩
後手の持ち駒:なし
先手:7六歩、2六歩、9七歩、8七歩、6七歩、5七歩、4七歩、3七歩、1七歩、8八角、2八飛、9九香、8九桂、7九銀、6九金、5九玉、4九金、3九銀、2九桂、1九香
先手の持ち駒:なし
手番:後手
直前の一手:2七→2六
強調の升:2六
SFEN:lnsgkgsnl/1r5b1/pppppp1pp/6p2/9/2P4P1/PP1PPPP1P/1B5R1/LNSGKGSNL w - 4
この図では、先手が 2六 の歩を進めて飛車先の突破を狙っている局面を示しています。飛車は盤上で最も攻撃力のある駒であり、2筋の歩を前進させて相手陣を圧迫するのが基本的な攻め筋です。自陣の銀将を前線に繰り出して飛車を援護させると、さらに力強い攻撃陣を築けます。飛車単独で突撃するのではなく、歩や銀と協力して攻める連携を意識しましょう。
将棋では相手の陣地である奥の 3 段以内(先手なら一から三段目)に駒が進むと、裏返って「成る」ことができます。成れる手は成るかどうかを選べますが、飛車が成ると「竜」になり、前後左右に加えて斜め 1 マスにも動ける強力な駒へと進化します。敵陣を突破して竜を作ることができれば、相手の守りを崩して勝利へ大きく近づきます。取った駒を持ち駒として盤上に打ち込み、竜と連携させるのも有効な攻め手です。
| 段階 | 目指す狙い | 初級者の注意点 |
|---|---|---|
| 序盤 | 飛車先の歩を伸ばす | 相手の歩や駒の利きをよく見て進める |
| 中盤 | 銀将で飛車を援護する | 飛車単独で突撃して捕獲されないようにする |
| 終盤 | 敵陣に成り込む | 成れるときは竜を作って一気に敵玉へ迫る |
| 反則防止 | 二歩などに気をつける | 同じ筋に歩を二枚置かないよう配置を確認する |
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『天下の御前試合』は、からくり大名となって戦国の御前試合を勝ち進むスマートフォン向けの将棋アプリです。旅は 5 つの章に分かれ、章ごとに 10 合戦、計 50 人の大名と対局します。相手大名は第 1 合戦から第 50 合戦へ弱い順に並び、入門から別格までの 6 段階に分かれています。初回起動時の実力診断で 1 局から 7 局を指すと、今の腕前にちょうど競り合える合戦を提案してくれるため、将棋のAIに勝てないと感じている方でも無理なくステップアップできます。
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よくある質問
序盤でまず意識すべき指し手は何ですか?
角や飛車の利きを通し、玉を安全に囲うことです。攻撃態勢を整えつつ玉を初期位置から移動させることで、相手の反撃による即座の負けを防ぎやすくなります。
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