将棋の舟囲いを覚える!初心者のための基本手順と守り方
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将棋のルールを覚えたばかりのときは、自分の王様(玉)をどの場所へ逃がせばよいか迷うことが多いものです。そんなときに役立つ守りの基本形が、将棋の舟囲い(ふながこい)です。
結論:舟囲いは少ない手数で手早く玉を安全にし、素早く攻めへ移るための基本の囲いです。
将棋の舟囲いとは?すばやく組める居飛車の基本形

図1の局面を文字で見る
後手:9一香、8一桂、7一銀、6一金、5一玉、4一金、3一銀、2一桂、1一香、8二飛、2二角、9三歩、8三歩、7三歩、6三歩、5三歩、4三歩、3三歩、2三歩、1三歩
後手の持ち駒:なし
先手:7六歩、9七歩、8七歩、6七歩、5七歩、4七歩、3七歩、2七歩、1七歩、8八角、6八玉、2八飛、9九香、8九桂、7九銀、6九金、4九金、3九銀、2九桂、1九香
先手の持ち駒:なし
手番:先手
強調の升:6八・7六
SFEN:lnsgkgsnl/1r5b1/ppppppppp/9/9/2P6/PP1PPPPPP/1B1K3R1/LNSG1GSNL b - 1
この図では、7六の歩を突いて角の通り道を開け、玉を初期位置の5九から6八へ一つ寄せています。ここから玉をもう一つ左の7八へ移すと、舟囲いの土台ができます。
将棋の舟囲いとは、飛車を右側に置いたまま戦う「居飛車(いびしゃ)」で使われる、舟のような形をした代表的な囲いのことです。
図2の局面を文字で見る
後手:9一香、8一桂、7一銀、6一金、5一玉、4一金、3一銀、2一桂、1一香、8二飛、2二角、9三歩、8三歩、7三歩、6三歩、5三歩、4三歩、3三歩、2三歩、1三歩
後手の持ち駒:なし
先手:7六歩、9七歩、8七歩、6七歩、5七歩、4七歩、3七歩、2七歩、1七歩、8八角、7八玉、5八金、2八飛、9九香、8九桂、7九銀、6九金、3九銀、2九桂、1九香
先手の持ち駒:なし
手番:先手
強調の升:7八・7九・6九・5八
SFEN:lnsgkgsnl/1r5b1/ppppppppp/9/9/2P6/PP1PPPPPP/1BK1G2R1/LNSG2SNL b - 1
この図では、先手の玉が 7八 に収まり、そのすぐ隣の 7九 に銀が寄り添っています。さらに 5八 と 6九 に金が並び、相手の攻め駒から玉を遠ざけつつ全体を支えています。初期位置の 5九 から玉を左側へ動かすだけで、中央の戦火に巻き込まれにくくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な戦型 | 居飛車対振り飛車の対抗形 |
| 完成までの手数 | およそ5手程度で組める |
| 長所 | 少ない手数で組めて素早く攻められる |
| 短所 | 横からの攻めにはややもろい |
| アプリで試す | 『天下の御前試合』のコンピューター対局 |

舟囲いの作り方手順と相手に使われたときの対策
舟囲いの作り方は、玉を左へ移動させながら金と銀を中央近くへ引き締める手順で進めます。
- 7筋の歩を突いて角の利きを通し、相手の動きを見ながら玉を6八へ上がります。
- 玉をさらに7八へ動かします。左の銀は初期位置の7九のまま玉の護衛になります。
- 右側の金を5八へ上がれば、初期位置の6九の金と並んで完成です。
囲い終えたら、右側の歩を3六へ突き、銀や桂馬を前に進めて攻めの準備を整えるのが基本的な考え方です。
相手に舟囲いを使われたときの対策
相手がこの形にしてきたときは、横からの攻めが弱点になります。玉の下段が広く空いているため、飛車を成って竜を作り、1段目から金や玉を狙うのが効果的な対策です。また、相手の攻めを焦らず受け止めて駒得を狙うと、相手の薄い守りを崩しやすくなります。
この手順を『天下の御前試合』のコンピューター対局(オフライン)で実際に試してみよう。相手の強さは入門・初級・中級・上級・最上級・別格の6段階から選べ、入門や初級の相手なら、手数をかけずに囲って攻める練習にぴったりです。
アプリで遊ぶ
読んだ考え方は、実際に指して確かめるのが近道です。端末の中で考えるコンピューターと、電波が無くても最後まで対局できます。
美濃囲いとの比較で知る守りのバランス
囲いの選び方は、自分の攻め筋や相手の戦型に合わせて変えることが大切です。
特に振り飛車でよく使われる「美濃囲い」と比較すると、それぞれに際立った長所と短所があることが分かります。
| 囲いの名称 | 向いている戦型 | 手数の目安 | 堅さの特徴 |
|---|---|---|---|
| 舟囲い | 居飛車の急戦 | 約5手 | 薄いが早く組める |
| 美濃囲い | 振り飛車全般 | 約6手 | 横からの攻めに強い |
| 穴熊 | 居飛車・振り飛車 | 約12手以上 | 非常に堅いが手数がかかる |
初心者のうちは、手数がかかりすぎる囲いを目指すと、組んでいる途中で相手に攻め込まれてしまう失敗がよく起こります。そのため、まずは手数が少なく覚えやすい形から実戦で試してみるのが上達への近道です。
実戦でうまくいく例とよくある失敗

囲いを実戦で活かすには、囲い終えた後の攻めと守りのバランスを正しく取ることが重要です。
| 状況 | 指し方のポイント | 結果の目安 |
|---|---|---|
| うまくいく例 | 囲いを素早く完成させ、相手陣の薄い筋から積極的に攻める | 相手より先に攻めの主導権を握りやすい |
| よくある失敗1 | 守りばかりに気を取られ、攻めの駒を動かさず後手に回る | 囲いの薄さを突かれて横から崩される |
| よくある失敗2 | 玉の囲いを全く作らず初期位置のまま攻め始める | 反撃を受けたときにすぐ王手や詰みに追い込まれる |
玉を初期位置から逃がすという最低限の安全を確保したら、すぐに右側の銀や桂馬を活用して攻めの形を作りましょう。このメリハリを意識するだけで、初級者同士の対局でも勝率がぐっと上がります。
よくある質問
舟囲いは居飛車と振り飛車のどちらで使う囲いですか?
居飛車で使う囲いです。飛車を右側に置いたまま、玉を左側の安全な陣地へ動かして組みます。
舟囲いが崩されやすいときの弱点はどこですか?
下段からの横攻めが弱点です。玉の下や横の守りが薄いため、相手に竜を作られて進入されると危険になります。
アプリで囲いの作り方を練習するにはどうすればよいですか?
『天下の御前試合』のコンピューター対局を活用するのがおすすめです。入門や初級の相手を選べば、自分のペースで囲いを組む感覚を掴めます。
アプリで遊ぶ
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