将棋のルールを覚えた初心者が迷わない序盤の基本と定番の指し方
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将棋をこれからはじめるにあたり、まずは全体の流れを把握しておくと安心です。将棋のルールを初心者が覚える際は、勝敗の決まり方と禁止されている反則の手を最初に知っておくと、対局を迷わず楽しめます。
勝敗の条件と覚えておきたい基本の反則
将棋は9×9の81マスの盤上で戦います。交互に駒を動かし、相手の玉をどこへ逃げても取られる状態、つまり「詰み」へ追い込んだ側が勝ちです。取った相手の駒は自分の持ち駒として再利用でき、盤上の空いているマスへ自由に打てます。
図1の局面を文字で見る
後手:5一玉
後手の持ち駒:なし
先手:5七歩、5九玉
先手の持ち駒:歩
手番:先手
強調の升:5七・5五
SFEN:4k4/9/9/9/9/9/4P4/9/4K4 b P 1
駒を打つときは反則に気をつけましょう。この図の局面のように、5七に自分の歩がある状態で同じ5筋の5五へ持ち駒の歩を打つ手は「二歩」となり、反則負けになります。また、同じ縦の筋に自分の歩を2枚置く二歩だけでなく、持ち駒の歩を打って相手の玉を詰ませる「打ち歩詰め」も反則負けです。さらに、前方にしか進めない駒を行き所のない奥のマスへ打つことも禁止されています。

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読んだ考え方は、実際に指して確かめるのが近道です。端末の中で考える AI と、電波が無くても最後まで対局できます。
序盤を有利に進める基本の型「定跡」と囲い
将棋のルールを覚えたばかりの初心者は、まず序盤の指し方の型である「定跡(じょうせき)」を知ると指し手に迷いません。定跡とは、理にかなった駒の動かし方として昔から受け継がれてきた知恵です。
序盤ではいきなり攻め込まず、玉将を守る「囲い」を作る方針が大切です。金や銀を玉の周りに寄せて守りを固めてから戦いましょう。初心者が意識したい要点は次の通りです。
- 歩を突いて、飛車や角といった大駒の通り道をスムーズに開ける
- 玉を初期位置から移動させ、金や銀で手厚く守る囲いを整える
- 攻守のバランスを保ちながら、無理に攻め込まずに陣形を広げる
図2の局面を文字で見る
後手:9一香、8一桂、7一銀、3一銀、2一桂、1一香、8二飛、5二金、4二玉、3二金、2二角、9三歩、7三歩、6三歩、5三歩、4三歩、2三歩、1三歩、3四歩、8五歩
後手の持ち駒:なし
先手:7六歩、9七歩、8七歩、6七歩、5七歩、4七歩、3七歩、2七歩、1七歩、8八角、6八飛、5八金、3八銀、2八玉、9九香、8九桂、7九銀、6九金、2九桂、1九香
先手の持ち駒:なし
手番:後手
直前の一手:4九→5八
強調の升:2八・3八・5八
SFEN:lns3snl/1r2gkgb1/p1pppp1pp/6p2/1p7/2P6/PP1PPPPPP/1B1RG1SK1/LNSG3NL w - 14
この図の局面のように玉を2八へ移し、3八の銀や5八の金で守りを固める形を意識しましょう。このように自分の玉を安全にしてから攻めるリズムをつかめば、落ち着いて戦況を広げられます。
反則を防ぎつつAI対局で実践の感覚を掴む

将棋のルールを覚えたばかりの初心者は、スマートフォン向けの将棋アプリを活用して対局の感覚を養うのがおすすめです。『将棋 天下の御前試合』などのアプリでは反則になる手を打てない仕組みになっているため、二歩などの失敗を気にせず安心して指し進められます。
端末内で思考するAIとの対局であれば、オフラインでも最後まで対戦できます。まずは入門レベルの大名を相手に選び、覚えたての定跡を自分のペースで試してみましょう。
終局後は保存された棋譜を開き、一手ずつ盤面を巻き戻して振り返ることができます。序盤に狙い通りの囲いが作れていたか確認を繰り返すことで、上達への道筋が自然と身につきます。
よくある質問
駒の「成る」と「成らない」はいつでも自由に選べますか?
成れる手であれば、成るかどうかを選ぶことができます。ただし、敵陣に入ったときや敵陣内で動いたときなど、条件を満たした手に限られます。また、前方にしか進めない駒を行き所のないマスへ動かす際は、必ず成らなければならず、成らない手は反則になります。
序盤でまず動かすべきおすすめの駒はどれですか?
序盤は歩を突いて飛車や角の通り道を開け、玉を守るために動かすのがおすすめです。将棋の定跡では、いきなり相手陣へ攻め込むのではなく、歩を動かして大駒の利きを通しつつ、金や銀を玉の周りに寄せて守りの陣形である囲いを整えることが基本の流れとなります。
王手をかけられたときは必ず玉を逃がさないといけませんか?
玉を直接逃がす以外にも、王手を防ぐ方法があります。王手をかけられた際は、玉を安全なマスへ移動させる手のほか、王手をかけてきた相手の駒を取る手や、玉と相手の駒の間に持ち駒などを打って遮る合いの手でも防ぐことができます。
千日手になった場合、その対局はどう処理されますか?
同じ局面が繰り返される千日手になった場合は引き分けとなります。ただし、王手をかけ続けて同じ状態を繰り返す「連続王手の千日手」については、引き分けにはならず、王手をかけ続けた側の反則負けとして処理されます。
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